2011/04/24

各地からのエール(依存症回復者から)

ボビー(米国アリゾナ州)
僕が33年ものソーバーを続けていられるのは、AAプログラムから学んだ数々の素晴らしいツールのお陰だ。アルコホーリクにAAメッセージを届けるのは名誉なことだと思っている。
僕の場合、ミーティングに行かれないときに役立つのは……
批判せずに耳を傾けてくれる人に話を聞いてもらうこと。これは、自分が自由でいるために大切なこと。
そういう人が見つけられないときは、ハイヤーパワーに祈る。アルコールや処方薬への迷いを断つ強い心をくださいって。
僕たちAAのメンバーはあなた方のことを思っているし、AAプログラムがあなたのソーバーを支えてくれるように祈っている。
飲まないことを続けよう。
愛とともに

ライル A.(米国アリゾナ州)
仲間に自分の気もちや痛みを聴いてもらうことが、私の回復には欠かせません。
私たちはAAのビッグブックに記されたシンプルなステップを踏むことで、互いに助け合えるのです。仲間を探し、仲間と会いましょう。
少なくともふたりのアルコール依存症者が会い、それぞれの回復を分かち合うことができれば、それがミーティングなのですから。
今日一日!

デブラ・リンカン・ロペス(米国オレゴン州)
回復中の方々を応援します。
私自身、34年間も依存症で苦しみました。今は、しらふの生活を送っています。
むずかしいことではあるけれど、ほんとうに心から望むのなら、たとえあなたの周りで何が起きていようが、回復は手に入れられます! 絶対に!

マイク・ハージス(米国カリフォルニア州)
私自身回復途上いる者として、あなたの国で最近起きた大災害が回復中の依存症者にさらに重い荷を背負わせてしまうのではないかと心配しています。
私はマリファナ依存症のための自助グループに入っています。(マリファナ依存症自助グループの人数はあまり多くないと思いますが、他の依存症と同じように現実にある問題なのです)
この試練の時にあたり、私の想いと祈りをすべての日本人にささげます。
また、私はこの分野の専門家の方達、救援者、そしてサポートグループに対し、今すごく必要で価値のある仕事をしてくださっていることに感謝していることをお伝えしたいです。

ルー・B(米国フロリダ州)
平静であることは、台風の目の穏やかさです。
私は悪いことが起きて平常心が保てなくなりそうな時、これを思い出します。私のハイヤーパワー(自分を超えた力)はいつでも存在し、問題に対処する力を私に与えてくれます。私が恐怖心にとらわれることなく自分を信じている時には、物事をうまく進めることができます。
私が恐怖心を持つと、嫌な考えに取りつかれてしまい、私の平静さはどこかへいってしまいます。
どうか覚えていてください。あなたは一人ぼっちではありません。世界中の回復のための仲間があなたのために祈っています! あなたのお役に立てますように。

アン・ミラー(米国カリフォルニア州)
こんにちは! 大震災で多くを失われた方々にお悔やみを申しあげます。みなさんは深い悲しみに沈んでいらっしゃることでしょう。
何かを失ってストレスを感じたとき、わたしは悲しみの5段階を思い出すことにしています。取引き、怒り、憂鬱、受容、そして否認。
危機的状況に陥った場合にこういう感情を抱くのは自然なことですし、抱く必要があります。一度にひとつずつ。わたしは嘆き悲しむことを自分に許します。依存症に流されてしまうかわりに。
「わたしがあなたを守ってあげる、これ以上苦しませるようなことはけっしてしない」と、自分のインナー・チャイルドを励ますのです。すると、アルコールやドラッグの誘惑に負けたり、自分の感情を隠すために結果的に痛みを伴うそのほかの行動に走ったりせずにすみます。
ひとつだけ約束できることがあります。いまアルコールやドラッグに手を出さずにいられれば、みなさんはこれまでよりも強く、そしてまわりの人々が勇気づけられるような模範になることができます。アルコールやドラッグに手を出したら、いまよりもよくなることは何ひとつなく、悪くなることはいっぱいあるでしょう。
あなたはいま生きて存在しており、アルコールを飲まずにいることで人の役に立つことができ、そのおかげでたくさんの人から感謝されるでしょう。
心からみなさんの幸せをお祈りしています。このとてつもなく困難なときを、みなさんがどうか無事に乗り越えられますように。みなさんのハイヤーパワー(自分を超える力)がみなさんとともにありますように。

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